キッチンのリフォームはとにかく使いやすさが大事です。
誰とどのように料理するのか、いろいろ考えますね。
例えば二人で料理しても楽しめるような自由な空間にするリフォームにはどんなポイントがあるのでしょうか。
この場合、まず「二人」という人数に着目します。
二人の人が動き回れるスペースを確保するには、適度な広さが必要です。
つい、キッチン自体の大きさを先にイメージしてしまいます。
もちろんそこも大事なのですが、冷蔵庫から食材を取る、食器を取る、調味料を取るなどの動きを調理と同時に行う際に、二人で調理しているのであれば、導線が交差する場合も多々あるはずです。
二人がすれ違うときに無理なく動けるだけの幅が必要なのです。
いちいち「ちょっとごめん」などと言いあって通るような場所であれば、あまり楽しくはないですね。
ですから、すれ違ってもぶつからない広さ、これが一番重要になります。
そうすると、今度はどの位置にキッチンを設置すればよいのか、形状はどのタイプがよいのか、というのが次々と見えてくるはずです。
トイレは家の中で一番汚れやすい場所であり、誰もが毎日何度も使用する場所です。
毎日こまめに掃除していれば清潔が保たれますが、どうしても長年使用していると、掃除してもなかなかきれいにならなくなります。
洋式ではなく、いまだに和式トイレを使っているという方も中にはおられるかもしれません。
また、両親が高齢になり、足腰が弱くなってきており、トイレや風呂場での転倒が心配という方も多いのではないでしょうか。
リフォームというと工事費用が高いというイメージがありますが、リフォームの仕方によっては少し安く工事費用を済ませることが出来ます。
また、昔のものですと節水ではないので、かえって水道代金がかかっていることもあります。
高齢家族の転倒が心配であれば、手すりをつけたり、段差のないバリアフリー対応工事も可能です。
この場合、介護保険が適用されることもありますので、工事費の負担が少し軽くなります。
設備の老朽化や家族の高齢化を考え始めたら、思い切ってリフォームも視野にいれてみることをおすすめします。
2024/10/7 更新